「さんきちさん」と親しまれている三吉神社さん
5月14日、15日と「三吉神社例大祭」があります。
15日は神輿と一緒にベロタクシーがお稚児さんを乗せる車両として運行します。
衣装をきた可愛いお稚児さんは注目の的です。
車体には 三吉神社のキャラクター「三吉君(さんきちくん)」が
札幌市立大学の皆さんによってかわいく飾られました。
お天気もよさそうで、明日から始まる「ライラック祭り」も楽しみですね。
ベロタクシー札幌
特定非営利活動法人エコ・モビリテイサッポロは、2019年4月27日より、時間貸切料金を改定させていただきます。
当法人では、2008年4月の運行開始より11年間 利用しやすい金額設定で
運行をしてまいりましたが、この度、時間貸切(1台あたり)の料金について
見直しをさせていただくことになりました。
なお、距離制(1人あたり)の料金は現行のままとさせていただきます。
運行概要
今後も、安全な運行を行い、環境に配慮した移動の提案に取り組んでまいります。
何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
・時間貸切(1台あたり) 30分 2,500円 60分 4,000円
乗車人数 大人2名 小人1名(乳児は除く)
・改定時期 2019年4月27日
お問い合わせ先
特定非営利活動法人 エコモビリティサッポロ
tel : 011-788-5480
info@velotaxi-sapporo.jp
去る1月20日(日)「真駒内×未来のコミュニティ」フォーラムを開催いたしました。
本フォーラムではコミュニティの本当の意味や未来の姿を参加者のみなさんと共有し、次の行動につなげるための考え方、事例や手法を知り機会とするため講演とパネルディスカッションを行い、満員の中開催することができました。
【講演】「未来は地域にある!持続可能で幸せな地域経済を創る」
環境ジャーナリスト 枝廣淳子氏
枝廣さまは関わっている地域の紹介をするとともに
未来は地域にしかないが、二極化が進みつつあることを話されました。
「元気な勢いの感じられるイキイキしたまち:行くたびに新しい動きがある、楽しみになる、作りたくてやっている、移住者がどんどんと来るまち」
一方で
「よどみ感の広がり:最悪の組み合わせは、選挙に勝つことのみを考えている首長・議員+短絡的で自己利益の住民+これまで通りをやっているだけの行政職員」とのことでした。
そして、温暖化の影響、エネルギーコスト、高齢化などの課題がある不安定、不確実の時代を生きていくため
『レジリエンス(回復力、再起力、弾性力)』を身に着けることが大事であると話されました。
真駒内の活動の参考になる事例の一つとして、イギリスの人口8,000~12,000人程度のトットネスというまちで重要としている「すぐにプロジェクトに走るのではなく、調査すること」を話され、
調査がしっかりできれば「地域経済の青写真になる」報告書が出来上がる。との事でした。
最後のまとめとして
●レジリエンスが重要な時代
●多様なステークホルダーの対話の場と方法
●地域の「共有ビジョン」を描く
●構造に働きかけるための「システム思考」
●地元経済の現状をきちんと把握する
●小さな成功事例をつくっていく
を挙げられ
「まちづくりは自分たちに住みやすい、住み続けたいまちをつくっていくこと(ネバーエンディング・ストーリー)である。
住民のスタンスは、文句・苦情型、陳情型、提案型、住民自治型などがある。
地域の全員が賛成し、動いてくれることはありえない。それでも考え、動いていく人々の力をどう高めていくか、どう広げていくかである。」と力強い言葉で締めくくっていただきました。
【パネルディスカッション】
引き続き、枝廣さまと地域で活動されている3名の方々とパネルディスカッションを実施しました。
進行 枝廣淳子氏
パネリスト 真駒内商店街振興会 会長 山下晴男氏
真駒内駅前のまちづくりを考える会 代表 青木新作氏
commons fun(まこまない研究所) 林 匡宏氏
それぞれの自己紹介後、枝廣さまより
今後、つなげる、続けるために、
「見落とししている調査」「きちんとした分析」
が重要で駅前のまちづくりも始まるようなので、そこでプレゼンもできそうとアドバイスがありました。
パネリストの方々からは
山下さま:「盆踊りの櫓を覆った大風呂敷は布の提供者、ミシンの提供者、実際に縫ってくれた人を入れると何百人の市民が関わってくれた。もう自分たちだけの盆踊りではなく、イキイキしてきたことに感激した。もっともっと場を利用してもらいたいと思ったし、知ってもらうことができた。」
青木氏:「データをしっかり蓄積することはあるが、ここまでやったよと話してもその時だけの場合が多い。次へ継続することが重要だと感じた。語り合う場所、会える場所を設定していきたい。巻き込むことは大事だが、楽しさがないと巻き込めない。若者の発想を学びながらやっていきたい。」
林氏:「自分とお友達になってほしい。キラキラ、わくわく系の方、よろしくお願いしたい。エリアマネジメントの組織を作っていきたいが、どうしても面倒なことが多いので、ちょっとやってみることが得意なので、ちょっとやってみて、警察や行政に対してのゴニョゴニョしたことは自分が話していくようにしたい。SDGsの17番、パートナーシップのまちづくりを進めたい。」
などそれぞれの活動と思いを語っていただきました。
それらを受けて枝廣さまからは
「お客様扱いでは巻き込めない。働いてもらう、アイディアを提供してもらうなど、こちらから差し出した時に初めて巻き込めるのだと思う。
いろんな人が関われる場づくりが重要。どうしても駅前の整備だとハードの話ばかりになってしまうが、
どんな空間になるのか?
その空間が、人々の繋がりや出会いを生む場になっているか?
この再開発で人々は出会えるか?
を考えること。
ハードとソフトの広がりを、どう考えるのか、エリア開発、エリアマネジメント、パークマネジメントを町の人も一緒に関わることが必要。」とアドバイスをいただきました。
パネルディスカッションの締めくくりに枝廣さまからは姫路駅の例として
「商店街やNPOと一緒に、NGOがエリアマネジメントした駅前はとても楽しい駅前になった。ぜひこれからもヒントやアドバイスをして、紹介していきたい。よい形に進むことを願っているし、期待している。次に真駒内にお邪魔することを楽しみにしている。」と言葉をもらい1時間ほどのパネルディスカッションが終了しました。
最後に共催の札幌市環境局環境都市推進部 環境計画課 調査担当係長 佐竹輝洋さまより
閉会の挨拶をいただき終了いたしました。
会場後方には地域のステークホルダーと共に作成した「真駒内版SDGs」と
札幌市のSDGsの取組を紹介するパネルを展示し、参加者のみなさんにもできることを書いてもらうなど、つながりを持つことができました。
枝廣氏が飛行機の都合で会場をすぐに後にしなければならなかったため、10分の休憩時間は名刺交換を希望する方でいっぱいでした。また、終了後はパネリストの方それぞれと参加者の方が熱く意見を交わされ、活発な交流の場となりました。
特定非営利活動法人エコ・モビリティサッポロ
新年あけましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚情をいただきありがとうございます。
これまで支えて頂きました多くの方々に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
地球環境やライフスタイルが変化していく中で
私どもが出来ることは何か、改めて意義を考え全力を尽くしてまいりたいと思います。
本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
特定非営利活動法人 エコ・モビリティ サッポロ
代表 栗田 敬子
ただいま参加者を受付をしています!
「たてもの文様ワークショップ」1/12(土)13:30~17:00
https://www.facebook.com/events/522100114940412/
「真駒内×未来のコミュニティ」フォーラム 1/20(日)13:30~16:00
https://www.facebook.com/events/2197906957090110/
http://velotaxi-sapporo.jp
2018年、大変お世話になりました。
今年も地元の方はもちろん、日本各地、国外の多くの方に利用していただき、本当にありがとうございます。
また、その他、イベント、ワークショップなどの活動では、多くの方々に支えていただきましたこと、心より感謝申し上げます。
今年は様々なことがありました。
9月の地震の際にはブラックアウトでいかに電気に頼った生活をしていたか思い知りました。
そんな中でも、有志のドライバーが車体を走らせ、街中の状況をリアルに発信し、
自転車ならではの強みを実感したところです。
一方、札幌駅東側の再開発計画により、法人事務所が入居しているビルの取り壊しが決定し、退去を余儀なくされております。
設立から満10年がたち、活動の意義、必要性も含め今後の方向性を再考する機会となりそうです。
現在、中心部はあちこちで工事が行われていて、昨年案内した建物が今年はなくなっていることもよくあります。そんな中でも歴史的な建造物をピックアップして案内すると、とても喜ばれます。
開発でそれらの建物がなくなることは残念ではありますが、今、紹介できることに感謝しながら記憶にとどめておきたいと思っているところです。
そのような思いから、残された建物を地域で守り愛着を持って活用していただければとワークショップを企画しました。
会場は昨年6月にリニュアルオープンした旧永山武四郎邸及び三菱鉱業寮です!
講師に造形作家 もんきり研究家の下中菜穂さんと旧小熊邸倶楽部 代表 東田秀美さんをお招きして
古い建物にちりばめられた文様を採集、切り紙にして楽しむ「たてもの文様」ワークショップです。
たてもの文様ワークショップ(さぽーとほっと基金助成事業)
1月12日(土)13:30~17:00
旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮2階和室B(札幌市中央区北2条東6丁目)
☆112たてもの文様ワークショップ.pdf
もう一つの活動は真駒内エリアの持続可能な地域づくりについて、
SDGsセミナー、真駒内版17のゴールづくりなどワークショップを開催してきました。
立場の違うステークホルダーが集い、数年後の未来を思い描きながら語り合う時間を持てたことで、様々な連携がうまれていました。
これらの活動のまとめとして年明けの1月20日(日)にはフォーラムを開催予定です。
環境ジャーナリストの枝廣淳子氏を招いて講演とパネルディスカッションを行います。
多くの皆様と未来のコミュニティについて考え、行動につなげられる一歩となる内容です。
お忙しい時期かと思いますが、皆様のご参加をお待ちしております。
1月20日(土)13:30~16:00
会場 南区民センター2F(札幌市南区真駒内幸町2丁目2-1)
真駒内×未来のコミュニティ(地球環境基金助成事業)
1月20チラシ12_6(PR).pdf
来る2019年が、みなさまにとって、健やかで実りある素晴らしい一年となりますことを
心よりお祈り申し上げます。
特定非営利活動法人 エコ・モビリティ サッポロ
代表 栗田敬子
枝廣淳子さんと考える「真駒内×未来のコミュニティ」フォーラム開催!!
(独立行政法人環境再生機構 平成30年地球環境基金助成事業)
1月20チラシ12_6(PR).pdf
南区の拠点として役割を担ってきた真駒内は開拓使時代(1876年)に米国人エドウィン・ダンの指導により牧牛上が開かれ、戦後(1946年)は米軍に接収。冬季オリンピック開催時(1972年)にはメイン会場として開発が進んだ場所です。
緑豊かで閑静な住宅街ですが、近年では少子高齢化が進み様々な課題が顕在化しています。一方、地域での活動は活発であることから、ステークホルダーと共に持続可能なコミュニティ形成のためSDGsを学び、「真駒内版SDGs」作るワークショップを開催してきました。
本フォーラムは次年度の行動につなげるための考え方、事例や手法を知るため 環境ジャーナリストでもある枝廣淳子氏をお招きし、講演とパネルディスカッションを開催いたします。
日時 :2019年1月20日(日)13:30~16:00
会場 :南区民センター 2F 視聴覚室AB
〒005-0014 札幌市南区真駒内幸町2丁目2-1
(地下鉄真駒内駅から徒歩5分程)
プログラム : 司会進行 宮本奏氏(NPOきたのわ)
◇講演:「未来は地域にある! 持続可能で幸せな地元経済を創る」 枝廣淳子氏
プロフィール
大学院大学至善館教授、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト。地域経済循環や環境問題に関する講演、執筆、異業種勉強会等の活動を通じて「伝えること、つなげること」で変化を創り、しなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。北海道下川町や島根県海士町等では、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創りなおすプロジェクトにアドバイザーとしてかかわっている。
主な著訳書
『不都合な真実』『レジリエンスとは何か-何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』『地元経済を創りなおす-分析・診断・対策』ほか多数。
◇パネルディスカッション 進行 枝廣淳子氏
パネラー:
真駒内商店街振興会 会長 山下晴男氏
真駒内駅前のまちづくりを考える会 代表 青木新作氏
commons fun(まこまない研究所)林匡宏氏
参加費:無料
定員:60名(先着順)
申込方法:
◇氏名 ◇ご連絡先 ◇ご所属を記載の上、下記のいずれかにてお申込みください。
Tel 011-788-5480
Fax 011-788-5658
Mail info@velotaxi-sapporo.jp
締め切り:1月16日(水)
主催:特定非営利活動法人エコ・モビリティ サッポロ
共催:札幌市 後援:札幌商工会議所
開催にあたり下記の皆さまより協賛いただいております。
心より御礼を申し上げます(順不同)
旭エンジニアリング㈱代表取締役 星野恭亮 様
NPO法人ゆうらん 様 松本公洋 様
株式会社 ミュークリスタル 代表取締役社長 岡崎一志 様
チラシ☆1月20チラシ12_6(PR).pdf
南区の拠点“真駒内”で「未来に向けたまちのあり方とは何か?」と題し
様々な立場の皆さんと団体の壁を越えて『対話』や『行動』に向けた
SDGsセミナーと3回のワークショップを開催しました。
7月30日(月)開催のセミナーでは札幌市環境局 環境都市推進部の佐竹輝洋氏に
「国連SDGsとは?-2030年に向けた持続可能な社会のつくり方-」を講演していただきました。
連続3回のワークショップではSDGsを自分ごととしてとらえ、地域や活動につなげていこうという目的で「真駒内SDGsを創っちゃおう」を実施しました。
8月9日(木)「17の目標を考える(前半)」 9月4日(火)「17の目標を考える(後半)」10月3日(水)「真駒内SDGsまとめ」
地域で活動主体となっているステークホルダ―が集い同じ方向を向いて未来の目標を語り合う、充実した時間となりました。
ここからつながり、プロジェクトがうまれそうです!!
この活動は平成30年度 独立行政法人環境再生機構 地球環境基金助成事業です
特定非営利活動法人 エコ・モビリティ サッポロ